スプレッドシートにGoogle Analyticsのデータを自動転記しよう(レポート編)

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こんにちは。GA勉強中の@monaka496です。以前、スプレッドシートにGAのカスタムレポートを自動転記する方法を紹介しました。しかし、自動転記しただけではrawデータのままなので、見てもよくわからないデータです。そのため加工が必要になるのですが、今回は私がよくやっている方法を紹介します。

前回までの記事

前回までの記事は以下3つです。まだご覧になっていない方は、過去の記事も確認してから本記事の作業を実施してみてください。本記事ではGAからスプレッドシートへデータを自動連携する設定が完了している前提で解説をします。


本記事のゴール

GAで自動抽出したデータをスプレッドシートで加工して見やすいレポートを作成できるようになる

手順

前回作成したスプレッドシートを開く

これからスプレッドシートのデータを見やすくするために、加工を始めます。前回作成したスプレッドシートを開いてください。


シート名を「日別アクセス数」に変更する

シート名をわかりやすく変更しておきましょう。「日別アクセス数」など集計したい内容に変更しておくとよいでしょう。


 セルの幅を調節する(狭くすると見やすいかも)

今回、日別アクセス数を集計することになります。デフォルトのままだと横幅が広すぎるので、セルの幅を狭めておきました。


 集計したい日付を入力する。

集計したい日付を入力しましょう。1つ日付を入力したら「オートフィル」機能を利用すると1つ1つ手入力しなくてよいので活用しましょう。Googleスプレッドシートでも、エクセルと利用方法は同じです。


 【Point】sumifs関数を利用してアクセス数を集計する

sumifs関数を利用してアクセス数を集計しましょう。ここが今回の記事のポイントになります。(sumifs関数なんて知ってるって方はさっと読み飛ばしてください)

今回のように日付を入力している場合は、日付の真下のC3セルに以下のように関数を入力してください。値が表示されれば成功です。

=SUMIFS(raw!$C:$C,raw!$B:$B,C2)



 集計できたら他の日付にも反映させる

データが表示されることを確認したら、他の日付にも関数を反映させましょう。こちらも「オートフィル」機能を利用すると便利です。もしくはコピペでもOKです。


 ラベルにUUと入力

細かいことですが、あとでこのデータなんだっけとならないようにラベルを入力しておきましょう。先程のsumifs関数でrawデータのC列を集計していますので「UU」のデータになります。


 日付を見やすく、色付けと文字色を変更する

データ部分と項目部分をひと目で分かるように色付けや、文字色の変更をしておくと良いです。自分は濃い目の色で塗りつぶして白文字にするのが見やすくで好きですが、皆さんそれぞれいい感じに変更いただいて問題ないです。


 日付とアクセス数を選択して「挿入」>「グラフ」を選択

データだけでも良いのですが、さらに視覚的にわかるようにグラフも作成しておきましょう。日付も含めでデータ全体を選択した状態で「挿入」>「グラフ」を選択してください。


 グラフが挿入される

そうするとグラフが挿入されると思います。先程集計したデータっぽいグラフになっているか確認してください。


 「グラフの種類」>「縦棒グラフ」を選択

必要に応じてグラフの種類も変更しておきましょう。自分は、変化を見たいわけではなく、総量を知りたいなと思ったので、縦棒グラフを選択します。


 「カスタマイズ」>「系列」>「データラベル」を選択

最後にグラフを更に見やすくしておきましょう。「カスタマイズ」>「系列」>「データラベル」にチェックボックスを入れると、先程作成したグラフに数字が表示されます。これで自分のレポートとしても報告資料としても利用できるようなグラフになりました。


まとめ

いかがでしたでしょうか。GAからデータが自動連携されるので、一旦スプレッドシートで味付けをしておけば、関数で組んであるので、表もグラフも自動更新されるのでとても便利です。最近RPAなどが流行っていると思いますが、難しいコードなどが使えなくても、GAと関数の知識だけでここまでできるので、是非参考にしてみてください。