【表示速度向上】ラズパイの画像描写スピードを早くする!GPUメモリの設定変更

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ラズパイは基本的にはサクサク快適に動くのですが、唯一もっさりするときがあるとすれば、画像や動画に関連するページ、フォルダやファイルを開くときです。何か改善できないか調べたところ、GPUメモリの設定を変更することで、少し改善するかもしれないとのことでした。早速、設定の変更方法を紹介します。



GPUメモリの設定変更の流れ

メニュー>設定>Raspberry Pi の設定 と進み、ラズパイの設定メニューを開きます


次に[パフォーマンス]のタブを開きます。GPUに割り当てられているメモリ量がデフォルトで128MBになっていました。


ラズパイの公式HPを調べたところ割当できるGPUメモリ量には上限があるようでした。あんまりGPUメモリを増やしすぎてもあれなので倍の256MBくらいにしておきました。設定を変更したら[OK]を選択してください

※使っているラズパイによって割当可能メモリが変わるみたいですが、4GBの場合は944MBまでいけるらしいです。


再起動するか確認の画面が開くので、[はい]を選択します。再起動の前には起動中のアプリはすべて終了し、作業中のアプリがあった場合は保存を忘れないようにしてください。
再起動が完了すれば、GPUメモリの設定変更は完了です。


GPUの割当メモリの設定を変更して早くなったか?

プラシーボ効果かもしれませんが、早くなった気がします。具体的に効果が感じられた箇所がYouTubeとGIMPを起動しているときです。YouTubeについてはページが表示されるまでの速度、動画が再生されるまでの速度が若干早くなった気がします(遅いなーと気にならないくらいに)

GIMPについては画像を加工しているときに早くなった印象です。記事を作成する際にラズパイでキャプチャした画像をトリミングしているのですが、その挙動が少しサクサク動くようになりました。

まとめ

今回はラズパイのGPUメモリの設定変更方法を紹介しました。あまり画像系の加工をしない方には影響がないかもしれませんが、ラズパイのデスクトップ利用を検討されている方はGPUメモリの設定を変更してみても良いかもしれません。設定はターミナルを使わないのでめちゃくちゃ簡単です。よければ参考にしてみてくださいね。